今日は、チェロ界の重鎮、堤剛氏のコンサートに行ってきました。プログラムは、なんと、バッハ：”無伴奏チェロ組曲”の全曲です。ただし、順番は１、５、２、６、４、３というばらばらの順です。

かなりのお歳と見えましたが、この難曲を全曲演奏する体力、気力には、驚かされます。深みのある音で心に響きます。また、自由にルパートを付けて弾いています。特に、各曲の冒頭で、ゆっくりと重々しく始まるのが印象に残ります。

１番の前奏曲は、昔のヨーヨーマのCMで良く知られていますね。私もピアノアレンジ版で弾いたことがあります。６番、３番も、私には耳なじみのある曲でした。